貧乏手習所の先生は、うどん粉を水でといたものを鍋の底にささっと書いては文字をおしえておりました。 "あの字を食べると字をおぼえるらしー。"噂がひろまり、呼ばれた先生は千住・入谷と吉原まで流れて行き、遊女たちにもおしえることに。 "粉だけじゃ味気がないね"と遊女がいろいろ混ぜると、中はとろっ、外はぱりっと、おいしい食べ物に。 そのうちふる里、伊勢崎に帰った先生はそれの店を開きました。 文字から始まったその食べ物は『文字焼き(もじやき)』と呼ばれるようになり、地元の人に愛されつづけました。
群馬県中部。古くから織物の町として栄えてきました。「赤城の山も今宵限り」でおなじみの任侠ヒーロー国定忠治で有名な地です。
菩提寺 幕末の侠客、国定忠治の菩提寺、養寿寺境内にある。国定忠治ゆかりの品々が数多く展示されていて、41歳の激動の生涯を偲ばせる。墓碑は、博才があった忠治にあやかりたいという人たちが墓参りのついでに削り持ち帰ったため、今は、フェンスで囲まれている。隣に大きな「国定忠治の墓」が建てられている。遺品館は有料。